「青色申告で65万円控除を取りたい。でも複式簿記が難しそうで、結局青色申告の10万円控除や白色申告で済ませている」——個人事業主・フリーランスにとても多いパターンです。実は、複式簿記の知識がゼロでも65万円控除は取れます。借方・貸方を自分で考える必要はありません。この記事では、なぜ複式簿記が必要なのか、どうすれば知識なしで要件を満たせるのか、その仕組みと始め方を2026年版でわかりやすく解説します。

この記事で分かること
  • 65万円控除に複式簿記が必要な理由と必要書類
  • 複式簿記が「難しい」と感じる本当の理由
  • 知識ゼロでも65万円控除を取る3つの方法と現実解
  • 会計ソフトが複式簿記を自動化する仕組み
  • 今日から始める5ステップと注意点

1. なぜ65万円控除に複式簿記が必要なのか

青色申告の特別控除には10万円・55万円・65万円の3段階があり、控除額が大きいほど要件も厳しくなります。65万円控除を受けるには、次の3つをすべて満たす必要があります。

控除額記帳方法追加要件
10万円単式(簡易)簿記でOKなし
55万円複式簿記貸借対照表+損益計算書の提出
65万円複式簿記上記+e-Tax電子申告または電子帳簿保存

つまり55万円・65万円控除の分かれ目は「複式簿記で記帳しているか」。ここが多くの人にとっての壁になっています。65万円にするには、複式簿記に加えてe-Taxでの電子申告か電子帳簿保存のどちらかが必要です。

📌 65万円控除の節税効果は年20〜25万円規模
所得や住民税・国民健康保険料がまとめて下がるため、65万円控除と10万円控除では年20万円前後の差が出ることも。「難しそう」で諦めるには大きすぎる金額です。

2. 複式簿記が「難しい」と感じる本当の理由

複式簿記とは、1つの取引を「借方(左)」と「貸方(右)」の2面で記録する方法です。たとえば「現金1,100円で文房具を買った」なら、こう記帳します。

借)消耗品費 1,100円 / 貸)現金 1,100円

難しく感じる理由は、主にこの3つです。

  1. 借方・貸方のルールを覚える必要がある:資産が増えたら借方、減ったら貸方……といった簿記のルール。
  2. 仕訳を1件ずつ起こす:取引のたびに「どの勘定科目がいくら動いたか」を2か所に分けて書く。
  3. 帳簿の転記・集計が必要:仕訳を仕訳帳に書き、総勘定元帳へ転記し、残高を集計して貸借対照表を作る。

これらを手作業でやろうとすると確かに大変です。しかし——この「難しい部分」は、今や会計ソフトがすべて肩代わりしてくれます。

3. 知識ゼロでも65万円控除を取る3つの方法

複式簿記の知識がなくても65万円控除を取る方法は、大きく3つあります。

方法①:会計ソフトに任せる(最も現実的)

日々の収入・支出を入力するだけで、ソフトが自動で複式簿記の仕訳に変換し、帳簿・決算書まで作ってくれます。費用は月数百円〜で、簿記の勉強はほぼ不要。個人事業主の多くがこの方法です。

方法②:税理士に依頼する

記帳代行・申告を丸ごと任せられますが、費用は年10万〜30万円が目安。売上規模が大きい人や、消費税・法人化などで判断が複雑な人向けです。

方法③:自分で簿記を勉強する

日商簿記3級レベルを学べば自力で記帳できますが、習得に数十時間。Excelや手書きでの記帳は転記ミス・貸借不一致が起きやすく、毎年の負担も残ります。

📌 現実的なのは「方法①:会計ソフト」
コストは税理士の数十分の一、勉強時間はほぼゼロ。複式簿記の壁を一番ラクに越えられるのがこの方法です。

4. 会計ソフトが複式簿記を自動化する仕組み

「ソフトに任せる」と言っても、何が起きているのか分かると安心です。仕組みはシンプルで、あなたが入力するのは"簡単な家計簿レベル"の情報だけ。残りはソフトが複式簿記に変換します。

あなたが入力するソフトが自動でやる
日付・金額・勘定科目
決済手段(現金/口座/カード)
借方・貸方への仕訳に変換
レシート撮影・CSV取込勘定科目をAIが判定して仕訳化
(入力するだけ)仕訳帳総勘定元帳の自動生成
(入力するだけ)残高集計から貸借対照表を自動作成

たとえば「クレジットカードで通信費5,500円」を入力すると、ソフトは内部で「借)通信費 5,500 / 貸)未払金 5,500」という複式の仕訳を自動で作ります。あなたは「通信費・5,500円・カード払い」と選ぶだけ。借方・貸方を意識する必要はありません。

AiXcelなら「簡単入力 → 本物の複式簿記」まで自動

AiXcelは、レシート撮影・手入力・銀行/クレカ・freee/マネーフォワードの明細CSVから入れたデータを、自動で複式簿記の仕訳に変換仕訳帳総勘定元帳貸借対照表を実際の取引データから生成します。簿記の知識がなくても、65万円控除に必要な帳簿が自動でそろいます。

損益計算書(青色申告決算書)はスタンダードプラン(月額380円)以上、複式簿記の帳簿(仕訳帳・総勘定元帳)と貸借対照表はプロプラン(月額580円)で自動生成できます。

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5. 知識ゼロから65万円控除を取る5ステップ

1
開業届と青色申告承認申請書を出す

65万円控除には事前申請が必要。青色申告のやり方【2026年版】のとおり、開業から2ヶ月以内(または申告する年の3/15まで)に提出します。

2
会計ソフトを用意する

複式簿記・貸借対照表に対応したソフトを選びます。簿記の知識は不要。AiXcelならプロプラン(月額580円)で複式簿記の帳簿まで自動生成できます。

3
日々の収入・支出を入力する

レシート撮影・CSV取込・手入力で記録。決済手段(現金/口座/カード)を選ぶだけで、ソフトが複式の仕訳に変換します。月に数回まとめて入力すればOK。

4
決算書類を自動生成する

年末(12月31日)時点で、仕訳帳総勘定元帳損益計算書貸借対照表を出力。期首残高や減価償却も入力しておけば自動で反映されます。

5
e-Taxで電子申告する

生成した数字を国税庁「確定申告書等作成コーナー」に入力し、e-Taxで電子申告すれば65万円控除の要件を満たせます。書面提出の場合は55万円控除になる点に注意。

6. よくある失敗・注意点

⚠️ 本記事は一般的な情報の解説です。個別の税務判断(勘定科目の選択や控除の可否など)は、最終的に税務署・国税庁「確定申告書等作成コーナー」や税理士にご確認ください。要件や金額は最新の制度改正で変わる場合があります。

7. よくある質問

Q. 複式簿記の知識がなくても青色申告65万円控除は取れますか?
取れます。65万円控除の要件である「複式簿記による記帳」は、会計ソフトの自動仕訳機能を使えば、借方・貸方を自分で考えなくても満たせます。日付・金額・勘定科目・決済手段を入力すれば、ソフトが自動で複式の仕訳に変換し、仕訳帳・総勘定元帳・貸借対照表まで生成します。簿記検定の勉強は必須ではありません。
Q. 青色申告65万円控除に必要な書類は何ですか?
複式簿記による記帳(仕訳帳・総勘定元帳)と、青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表)が必要です。加えて65万円控除には「e-Taxによる電子申告」または「電子帳簿保存」のいずれかが必須で、満たさない場合は55万円控除になります。会計ソフトを使えばこれらを取引データから自動生成できます。
Q. 簿記検定(日商簿記)の勉強は必要ですか?
必須ではありません。会計ソフトに日々の収入・支出を入力すれば複式簿記の帳簿は自動で整います。ただし「借方・貸方」「仕訳」「貸借対照表」といった基本用語の意味を知っておくと、出力された帳簿のチェックや問い合わせ対応で安心です。用語は会計用語辞典で都度調べる程度で十分です。
Q. 手書きやExcelで複式簿記をやるのは難しいですか?
可能ですが、1つの取引を借方・貸方の2か所に記入する必要があり、転記ミスや貸借の不一致が起きやすいのが難点です。仕訳帳から総勘定元帳への転記、残高集計、貸借対照表の作成まで手作業になります。会計ソフトなら入力は1回で、転記・集計・貸借一致のチェックまで自動です。
Q. AiXcelで複式簿記の帳簿は作れますか?費用は?
はい。プロプラン(月額580円)で、日々の入力から複式簿記の仕訳帳・総勘定元帳・貸借対照表を自動生成できます。青色申告決算書(損益計算書)はスタンダードプラン(月額380円)以上で作成可能。レシート撮影や銀行・クレカ、freee・マネーフォワードの明細CSV取込にも対応し、最終的な申告書の作成・送信は国税庁「確定申告書等作成コーナー」と組み合わせて完結します。

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