経費・勘定科目

少額減価償却資産の特例

しょうがくげんかしょうきゃくしさんのとくれい
別名: 30万円未満特例
ひと言で

青色申告者が30万円未満の備品を一括経費化できる特例

少額減価償却資産の特例 は、青色申告者が 30万円未満の備品を購入年に全額経費 にできる特例です。通常の減価償却(4〜10年で分割)を待たずに一括計上可能。

適用条件

  1. 青色申告 していること
  2. 取得価額が 1個あたり30万円未満
  3. 年間合計 300万円まで
  4. 取得年に事業の用に供する
  5. 確定申告時に 明細書を添付 + 別途帳簿に記録

通常の減価償却との比較

40万円のPC(耐用年数4年)と20万円のカメラ(耐用年数5年)を購入した場合:

資産 通常の減価償却 30万円未満特例
PC(40万円) 4年で各10万円ずつ計上 対象外(30万円超)
カメラ(20万円) 5年で各4万円ずつ計上 20万円を一括経費

つまり、30万円未満なら その年に全額経費化 できるので、利益が出た年の節税策として強力。

計算例(年間複数購入)

資産 取得価額 累計
PC 280,000円 28万円
カメラ 200,000円 48万円
椅子 50,000円 53万円
100,000円 63万円

合計63万円 → 全額その年に経費(300万円以下なので OK)

適用区分の早見表

取得価額 取扱い
10万円未満 全額経費(消耗品費)
10万円以上〜20万円未満 一括償却資産(3年均等)or 30万特例
20万円以上〜30万円未満 30万円未満特例(青色のみ)
30万円以上 減価償却(耐用年数で分割)

関連項目

減価償却の基本は 減価償却 を、青色申告の優遇措置全体は 青色申告のやり方 を参照。

AiXcelでの扱い

AiXcel の固定資産台帳機能は、30万円未満の備品を自動判定して一括経費計上できます。年間累計300万円のチェックも自動。確定申告期には明細書のPDF出力も可能。

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