インボイス

仕入税額控除

しいれぜいがくこうじょ
ひと言で

売上消費税から仕入消費税を差し引いて納付額を計算する仕組み

仕入税額控除 は、消費税の納付額を計算する際に、売上時に受け取った消費税から 仕入・経費で支払った消費税を差し引く 仕組みです。これにより、消費税は最終消費者だけが負担する形になります。

計算式

納付すべき消費税 = 売上にかかる消費税 − 仕入にかかる消費税(控除)

  • 売上 1,100,000円(うち消費税 100,000円)
  • 経費 330,000円(うち消費税 30,000円)
  • 仕入税額控除 = 30,000円
  • 納付額 = 100,000円 − 30,000円 = 70,000円

インボイス制度との関係

2023年10月から、仕入税額控除を受けるには 適格請求書(インボイス)の保存 が必要になりました。

  • インボイス登録番号(T+13桁)が記載された請求書・領収書
  • 7年間の保存義務(電子取引データは電子帳簿保存法に従う)

控除できるもの・できないもの

該当 控除
課税事業者からの仕入
インボイス未登録の事業者からの仕入 △(経過措置:80%→50%→0%)
個人事業主(消費者扱い)からの仕入 ×
給与・専従者給与 ×
海外サブスク(適格事業者登録あり)
海外サブスク(適格事業者登録なし) ×(リバースチャージ対象の場合あり)

簡易課税・2割特例との関係

  • 本則課税:仕入税額控除を実額で計算(インボイス保存必須)
  • 簡易課税:みなし仕入率で計算(インボイス保存不要)
  • 2割特例:売上消費税の20%固定(インボイス保存不要)

簡易課税や2割特例を選んでいる人は、受け取ったインボイスを保存しなくても消費税の計算に影響しません(ただし所得税申告で経費の証憑として保存は必要)。

関連項目

海外サブスクのインボイス登録番号一覧は Adobe・Notion・ChatGPT料金の勘定科目とインボイス登録番号 を参照。

AiXcelでの扱い

AiXcel は受領したインボイスのT番号をメモ欄に記録できるため、仕入税額控除の根拠を整理しやすくなります。本則課税の個人事業主・法人にとって、インボイス管理が会計の中核業務となるため、Pro プランの証憑管理機能が活躍します。

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