税金
累進課税
るいしんかぜい
別名: Progressive Taxation
ひと言で
所得が増えるほど税率が高くなる課税方式
累進課税 は、所得が増えるほど 税率が段階的に高くなる 課税方式です。所得税・相続税・贈与税で採用されており、所得の再分配機能を持ちます。
所得税の累進課税(2026年現在)
| 課税所得 | 税率 |
|---|---|
| 〜195万円 | 5% |
| 〜330万円 | 10% |
| 〜695万円 | 20% |
| 〜900万円 | 23% |
| 〜1,800万円 | 33% |
| 〜4,000万円 | 40% |
| 4,000万円超 | 45% |
所得が195万円超えると税率が倍になり、695万円超で20%、900万円超で23%、1800万円超で33%、と急激に上がっていきます。
重要:超過累進課税
勘違いされやすいですが、所得税は 「超過累進課税」 です。たとえば課税所得が200万円の人は:
- ❌ 200万円 × 10% = 20万円 では ない
- ✅ 195万円 × 5% + (200万円 − 195万円) × 10% = 10.25万円
つまり「ある区分を超えた部分にだけ高い税率がかかる」ため、課税所得が195万円から196万円に1万円増えても税負担が急増しない設計。
比例税率との比較
| 課税方式 | 例 |
|---|---|
| 累進課税 | 所得税・相続税・贈与税 |
| 比例税率 | 住民税(10%)・消費税(10%)・事業税 |
節税効果の試算
累進課税なので、所得が高い人ほど節税策の効果が大きい:
| 課税所得 | 税率 | 1万円控除で減る所得税 |
|---|---|---|
| 200万円 | 10% | 1,000円 |
| 500万円 | 20% | 2,000円 |
| 1,000万円 | 33% | 3,300円 |
| 2,000万円 | 40% | 4,000円 |
所得が高い人ほど青色65万円控除や小規模企業共済の節税効果が圧倒的に大きくなります。
AiXcelでの扱い
AiXcel は所得税の累進課税を考慮した節税シミュレーションには直接対応していませんが、所得金額の確定により次年度の税負担を予測できます。確定申告書類センターで作成した数値を元に、概算の所得税を計算してみてください。
無料で体験する